子宮頸がん予防ワクチンの接種をご検討されている方へ
[2020年6月9日]
平成25年6月14日に開催された国の会議において、HPVワクチンの接種後から持続的な痛みが発生したとの報告があり、ワクチンとの関係性を否定できないことから、適切な情報提供ができるまでの間、積極的な接種勧奨が差し控えられています。
現在、白子町では対象者へのHPVワクチンのご案内は送付しておりません。ただし、接種自体を中止するものではなく、効果と安全性・副反応について十分に理解したうえで接種を希望する場合は、公費(無料)での接種が可能です。健康づくりセンター窓口で予診票・説明書を配付しておりますので、ご相談ください。
子宮頸がんは、子宮の入口(頸部)にできるがんで、ほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で発症することがわかっています。
大半の女性が一生に一度は感染するとの報告もあります。感染しても大部分は自然に排除されますが、5~10年以上経て一部がんの発症につながることがあります。また発症年齢も20歳~30歳代に多くなっています。
(出典:厚生科学審議会予防接種部会資料)
接種をご検討される際や接種をご希望される際には、厚生労働省ホームページのヒトパピローマウイルス(HPVワクチン)の項目を必ずお読みください。
厚生労働省ホームページ:ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)(別ウインドウで開く)
種類 | 接種回数 | 接種間隔 |
---|---|---|
ガーダシル(4価) | 全3回 | 1回目を接種してから2か月後に2回目、6か月後に3回目を接種 |
サーバリックス(2価) | 全3回 | 1回目を接種してから1か月後に2回目、6か月後に3回目を接種 |
対象となる方が公費(無料)で接種を受けるためは町で発行している予診票が必要です。
健康づくりセンター窓口(平日 8時30分~17時15分 ☎33-2179)で配付しています。
※母子手帳が必要となりますのでご持参ください。