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白子町歴史民俗資料室

[2022年8月25日]

白子町歴史民俗資料室は、白子中央公民館の2階にあり、白子町の文化財や伝統文化の継承と歴史民俗学習の拠点となっています。

本室は、「里のくらしと海に生きる」、「郷土のお祭り」、「白子町のあゆみ」、「なつかしい衣装」の4つの展示室にわかれていて、白子町の文化財や歴史民俗について、学びやすく親しみやすい展示になっています。

白子町だけでなく、多くの方々にご利用いただけるような施設づくりをめざしています。

第1展示室「里のくらし」と「海に生きる」

明治の初めから昭和20年代までの農業用具とその周辺具、漁業用具とその付属品や農家と漁師の生活品等を展示しています。

栗原式牛馬耕鞍や権兵衛馬鍬など機械の発明と改良が時代を追ってわかります。

漁具の地引網を三統展示してあります。この内一統は旧式の網ですが質及び長さともに現在のものとは比較にならないほど優秀なものです。漁具関係では浮樽とたこつぼや漁船の模型なども展示してあります。また、日々の暮らしに使用された”押麦機””糸ひき車”など珍しいものも数多く展示してあります。

第1展示室

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第2展示室「郷土のお祭り」

第2展示室には、お正月の歩射(びしゃ)(お的)に始まり、歳末の恵比須講に終わる11の白子の伝統のお祭りを展示しています。いずれも無形文化財です。

ひときわ目をひくのが白子神社の神輿で、養老の孝子を浮き彫りにして、宝形の屋根上には鳳凰が、また、屋根裏の組物は全て手組に組まれています。高さが2m20cm、重さは米俵で5俵分の重量がある逸品です。他にも学芸の神として知られる菅原道真公を祀った天神様や七福神のうちの恵比須様、大黒様も展示されています。

第3展示室「白子町のあゆみ」

第3展示室には、白子町の歴史年表や浜宿遺跡を中心に和鏡、陶磁器、また、江戸時代の古文書も展示してあります。

ウォールケース内には、板倉中、前田普羅、第24代木村庄之助、大多和與四郎等の遺品を展示してあります。

特に第24代木村庄之助に武田信玄顕彰会長山梨県知事から贈られた甲州印伝製の武田信玄の軍配団扇などが見ものです。

第4展示室「なつかしい衣装」

第4展示室には、江戸時代から漁師の間で広まった民俗的衣装の万祝(まいわい)や、武士がお祝いごとやあいさつなどの公の場で着た礼服の一つである裃(かみしも)など、なつかしい衣装が展示してあります。

万祝は、大漁祝として網主が水主(かこ)など関係者に配り祝宴を開いたりしたもので、鮮やかに染められた豪華な祝い着です。

是非、いらしてください。

お問い合わせ

白子町役場教育委員会生涯学習課

電話: 0475-33-2144

ファクス: 0475-33-7461

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