熱中症に気をつけましょう
[2020年8月14日]
熱中症は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節がうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまった状態を言います。
症状は、体温上昇、めまい、体のだるさ、けいれん、意識障害など、さまざまです。気温などの環境条件だけでなく、体調や暑さへの慣れや身体の条件も影響して起こるため、屋内外問わず注意が必要です。
また、今年は新型コロナウイルスの流行の影響で、熱中症のリスクが高くなっています。
その理由は…
「新しい生活様式」での熱中症予防行動を心掛けましょう。
◎暑さを避けましょう。
・エアコンを利用する等、室内の温度をこまめに調整する。
・感染症予防のため、換気扇や窓開放によって換気を確保する。
・涼しい服装を心掛け、外に出る際は日傘や帽子を活用する。
◎適宜マスクをはずしましょう。
・屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場所では、マスクをはずす。
◎こまめに水分補給しましょう。
・のどが渇く前に水分補給をする。(1日あたり1.2リットルを目安に)
◎日頃から健康管理をしましょう。
・日頃から体温測定、健康チェックをする。
・体調が悪いと感じる時は、無理せず自宅で静養する。
◎暑さに備えた体作りをしましょう。
・暑くなり始めの時期から適度に運動をする。(「やや暑い環境」、「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度)
◎熱中症リスクの高い方(高齢者、子ども、障害者の方々)に声をかけましょう。