マナーからルールへ ~受動喫煙を防ぎましょう~
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健康増進法が改正され、受動喫煙対策が強化されました
受動喫煙とは、他人のタバコの煙を周囲の人が吸ってしまうことです。
吸わされる煙(副流煙)には、発がん性物質やニコチン、一酸化炭素などの有害物質が主流煙(喫煙者本人が吸い込む煙)の数倍も含まれています。
そこで望まない受動喫煙の防止を目的とし、健康増進法が改正されました。
これにより、多数の人が利用する施設は、2020年4月1日から原則屋内禁煙となるほか、
20歳未満の方の喫煙エリアへの立入禁止などを加えた改正健康増進法が全面施行されました。(一部は2019年7月1日から適用)
詳しくは厚生労働省ホームページ、千葉県ホームページをご覧ください。

タバコの害
タバコの煙には、約5,300種類の化学物質があり、ニコチンや一酸化炭素、タールの他、約70種類もの発がん性物質が含まれています。
これらの物質は口・喉・肺などタバコの煙が直接触れる場所だけでなく、血液を通じて全身に運ばれ、さまざまな病気の原因となります。

病気のリスク 【吸っている本人】
<がん>
鼻腔・副鼻腔がん、口腔・咽頭がん、喉頭がん、食道がん、肺がん、肝がん、胃がん、すい臓がん、膀胱がん、子宮頸がんなど
<その他の疾患>
脳卒中、ニコチン依存症、歯周病、慢性閉そく性肺疾患(COPD)、呼吸機能低下、虚血性心疾患、腹部大動脈瘤、末梢性の動脈硬化、2型糖尿病など
<妊娠・出産>
早産、低出生体重・胎児発育遅延など

病気のリスク 【吸っている人の周囲の人】
<大人>
脳卒中、肺がん、虚血性心疾患
<子ども>
喘息
<妊娠・出産>
乳幼児突然死症候群(SIDS)
※未成年者の喫煙は、がんや循環器疾患だけでなく全死因の死亡リスクを増加させます。
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