就任あいさつ

令和3年6月6日に執行されました、白子町長選挙におきまして、町民の皆様からのご信任をいただき、6月19日から白子町政の舵取りを担わせていただくことになりました。改めて町民の皆様からの負託と町長としての重責を痛感し、身の引き締まる思いでございます。

今回町長選挙に臨むにあたり、多くの町民の方々の声を直接聞かせていただきました。新たな風を期待する声など、改革への大きな期待をしていただくとともに、現状に対する不満・閉塞感などのご意見を多くいただきました。これら町民の皆様の声をひとつひとつ参考にさせていただき、白子町を再生させ、「住んでよかった白子町」と胸を張って言っていただけるように全身全霊で取り組んでまいります。

さて、令和新時代を迎えてから、大型台風の襲来などの自然災害や、新型コロナウイルス感染症の蔓延など大きく社会は変わり、それらに対応する行政も手探りながらも、スピード感を持って対応していく必要がございます。前例踏襲にとらわれず、柔軟な発想を持ち、この難局を皆様とともに乗り越え、「輝きのある白子町」を復活させたいと思っております。

マニフェストにも記載いたしましたが、将来を担う子どもたちへの教育改革、保育所・小学校の合併、白子町の基幹である農業・商業・観光の活性化、コンパクトシティー化構想、医療・買い物の利便性を確保するためのシティーバス路線の検討、行政改革など課題は山積しております。これら諸課題の解決に向け、議会議員の皆様方、職員の皆さんとしっかり議論して進めてまいります。

私の1期4年間の任期の中で、公約のすべてを完遂することは困難であるかもしれませんが、今まで議論することすらしなかった現状を打破し、町づくりを一歩一歩進めてまいります。

町は町民の皆様が主人公です。今後もお一人お一人の声に耳を傾け、その声を形にして、「輝きのある白子町」を作り上げてまいります。

最後になりますが町政に対するご支援とご協力を賜りますよう切にお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。

白子町長　石井和芳