観光振興プラン
[2024年3月29日]
この計画は、「白子町第5次総合計画後期基本計画」の観光振興ビジョンである「訪れたお客様の笑顔がみられる魅力あるまちづくり」の実現に向け、将来に向けた持続可能な新しい観光のかたちに積極的に取り組んでいくととして策定したものであり、本町の観光施策の指針となるものです。
(1)スローガン
誰もが “健幸“ になれるまち 白子町 - 創る つながる 仕掛ける -
(2)コンセプト
➀ 創る
これまでその魅力が充分に発信されていなかった温泉を中心に据え、これまでの白子町の観光を支えてきたテニスをはじめとするスポーツ施設、オリンピック開催で注目を集めるサーフィンをはじめとした九十九里でのマリンスポーツやマリンアクティビティ、栄養価の高い白子町の農産品、点在している地域の歴史・生活文化など、町民も交えて改めてその魅力を整理し、旅行者、町民がともに、“誰もが健幸になれるまち”のコンセプトを実感できる情報の整理とコンテンツの造成、受入環境の整備を行います。
② 仕掛ける
温泉をはじめ、白子町のさまざまな資源を町民の方々が利用しておらず、町の魅力に気付いていないのが現状です。地域としての観光振興を始めるに当たり、町民の方々に温泉やスポーツ施設、“健幸“をテーマとしたさまざまなコンテンツの利用を促し、その魅力を理解していただくことが重要です。また、コロナ禍前に顕在化していた観光振興におけるさまざまな課題、そしてコロナ禍を受けて、観光の潮流は大きく変ってきます。新しい観光や交流のスタイルの変化などを見定め、来訪者との交流による関係人口づくりなど、旅行者との関係性を深める仕掛けづくりを行うことにより、リピーター率を高め、地域の活性化に貢献します。
➂ つながる
旅行目的地として選ばれる町に育てあげるには、宿泊施設などの観光関連事業者だけではなく、一次産業をはじめ町内の多様な事業者、町民、そして地域外の事業者などとの連携は不可欠です。また、そのためには、観光まちづくりのビジョンを共有し、町内の多様な主体を束ねる新しい推進組織や人 材が必要になります。新しい形の推進組織が中心となり、産業振興や活気のある町づくりを進めていきます。
白子町観光振興プラン